あふれもの日記

日々浮かんでは消えていく思考を綴っていく

自分なりの基準と「知足」についての考え

最近、「自分が『これでOK』と思える水準を持ててないなぁ」と感じることがちょくちょくあったのですが、ふと「知足」という言葉と繋がったことを書いてみます。 自分の傾向 例えばお仕事。 このくらいの出来栄え、評価で「これでOK」と思えなくてついつい「…

「必ず失敗しますよ」という言葉に励まされたこと

2年ほど続けたカウンセリングを5月いっぱいで終了しました。 理由は家庭内での妻とのコミュニケーションの機会がなんとなく増えたことと、これを話したいというネタが割と昇華されたことでした。 迎えたカウンセリング最終日。僕は転職前の休暇中でした。 …

「情熱と原動力と精神疾患」について

人間の行動に関するちょっとした考察 精神疾患(精神障害)になって 人間の行動に関するちょっとした考察 唐突ですが、ふと「人生には情熱(passion)が必要なんじゃないか?」と考えました。 生命の安全がある程度保障され寝食がある程度満たされているとき、人…

「二回目の転職」について

不幸にして、1年経たずして転職するという運びとなりました。 転職を決意した理由はいくつかあります。 「ハッピーになる」ために転職したのに全然ハッピーじゃない 業務多忙と精神的高負荷の職場環境⇒精神疾患の症状悪化により、また働けなくなるかもしれな…

「仕事をサボりながら思うこと」について

退職の意を伝えてから二日が経ちます。 職場を抜け出してスタバでこのブログを書いてます。 僕はまた転職します。 こんなことになりたくなかったし、出来ることならもっと長い目でキャリアを今の会社で磨きたかったです。 前職と現職を通して、僕が強烈に嫌…

「転職したその後」について

もうすぐ転職してから9ヶ月が経ちます。 入社した翌日から客前に出され、半月でポーランド人の同僚に付き添い、顧客からも信頼を得て冗談を交わせる位にはなりました。 チームはボスを含めて外国人がいる構成で、オフィスでは当然のように英語が飛び交い、…

「今を生きるほど強くはなれない」について

僕の内面に目を向ければ向ける程に、虚勢をはっている弱い自分に気付きます。 マインドフルネスやソウルフルな言葉に「今を生きる」「今を感じる」という精神があります。(同名の映画もあったけど、見たことはない) 振り返って自分は、明日のことが不安で仕…

「自分が決めて自由になる」について

瞬間 「40歳」というリアル 未来の為に自分で決めた 自由を満喫したい 最後に 瞬間 それは突然にやって来ました。 父が亡くなり、チームの方から辞意を伝えられ、担当製品の仕事と体調のはざまでギリギリの精神状態だったときに、僕は新製品の立ち上げ会議に…

「安心したい」という気持ち

「僕は『安心な気持ち』を分かっていないのではないか?」 そんな疑問から始まった2019年。 昨年は会社(前職)との在宅勤務に関わるやり取りを乗り越え、父の死を乗り越え、転職を乗り越え、新しい職場への適応を乗り越えた。心の平穏からは遠い日々でした。 …

「今こそ哲学じゃない?」と思うことについて

人工知能やロボットが盛んに取り上げられているのを見て感じていることをタイトルにしてみました。 はじめに 身の回りの持ち物の変化 「ヒト」の壁は厚い ヒトあってこその技術 原点回帰 はじめに 2000年代に入り、IT革命に始まり、IoTやらIndustry 4.0、機…

「不安な気持ち」について

昨年末、出張や帰省などで外泊が多かったり、仕事が多忙だったりしたせいか、新年早々どうにも調子が良くないです。 うつ病を発症して10年近くなり、リワークで復職訓練や心理療法を受けたこともあり、自分の漠然とした「調子が良くない」という感覚を掘り下…

「2019年の過ごし方」について

永遠に続くかと思った2018年も何とか乗り切り、2019年を迎えられたことをうれしい気持ち半分、ホッとした気持ち半分という感じです。 2018年は父の入院、急死から始まり、在宅勤務をめぐる会社とのやりとり、自身の転職等々、枚挙にいとまがありません。 様…

転職して良かったこと、大変なこと

外資系企業に転職してから何とか最初の5か月を乗り越えました。 何となく前職との違いや今の会社の仕組みが分かってきたので、今感じていることを雑多に書いてみたいと思います。 転職してよかったこと 同調圧力からの解放 グローバルに働いてる実感が大きい…

「休もう」

「自分の思い入れがあることを中断する」ということはとてもつらく、苦しい決断だと身を以て感じた経験があります。 だからこそ言いたい。 「休もう」 ネットの世界は「ライフハック」という名の人生の効率化についての話題と、主観に基づく「他人への批判」…

「父親と息子の最後」について

今年、僕の父が亡くなった。 稀に見る進行の早い癌とのことだった。ホスピスの医師から説明を受けた時に告げられた最悪の余命は「一晩」だった。 その説明の一週間後の深夜、眠るように父は息を引き取った。癌の告知から2ヶ月も経っていなかった。 癌の治療…

「悩みの種を取り除くことが心の平穏につながるのか?」について

ラノベみたいなタイトルになった…。 先回りの試みと失敗 「悩みの種」の増殖 どうしてこうなった? 最後に 先回りの試みと失敗 転職してから仕事の種類や忙しさが全く変わり、新しい仕事で覚えなきゃいけないことが一杯あるし、自分のペースがつかめない状態…

僕が会社を辞めたシンプルな理由

はじめに 3月の僕は打ちひしがれていた。 2月には父が急逝し、父の葬儀から職場に戻った直後チームの人から退職を告げられたのだ。こんなことが重なるのかと何かに呪われたような気持ちになったことを覚えている。 僕が参加していたプロジェクトの遅延は深刻…

入社から二週間

仕事に少し慣れたし、社内システムが色々使えるようになってきて、会社の雰囲気や前職との違いが見えてきました。 仕事環境 エンジニアはものづくりや技術に集中していればいいように環境整備されていることに驚きました。 すべてのITシステムの困り事はサポ…

入社初日

「始めが肝心」とかなかった 入社初日は拍子抜けするほどあっさりしたものだった。「普通初日は人事の手続きの後に職場で挨拶して、仕事の説明があって~」とか想像したり、挨拶とかちょっと考えちゃったりとかしてた(恥) イメージ図(笑) ところが。 顔合わ…

エンジニア経験に関する僕の本音

やたらテクノロジーにあふれる夢を見たので走り書きしてみます。 僕がエンジニアとして感じたこと 僕は技術が好きでエンジニアになりましたが、実際に技術を生業とするようになってからすごく息苦しさを感じるようになってきました。 「エンジニアは自らの技…

「メテオフォール型開発」について考えてみた

メテオフォール型開発 今の会社のヘボさを嘆いていたら、とても面白いブログがTwitterで流れてきました。 eiki.hatenablog.jp めちゃくちゃ笑いました。 笑ってる場合ではないのですが、まさに僕の部署もこんな感じで共感しました。 その後、「なぜ神が君臨…

「最近僕が疲れている理由」について

ものづくりのカイゼンについて 以前にもこのブログに書いた通り、僕は「仕事のやり方のカイゼン」や、「製品の安全を論証する」ことを主な業務とするエンジニアです。 ソフトウェアづくりのカイゼンを主領域にされる方々は「SEPG (Software Engineering Proc…

「認知行動療法」について

何事もほどほどが肝要ということなのでしょうか。 「認知行動療法」とは? ちょっとググってみたのですが、分かりやすいサイトが見当たらなかったので、僕の理解をここに記載して、それを前提としてこの記事を書きたいと思います。 認知行動療法とは、治療を…

「時間」について

ホントは昨年末に思い浮かんだことだったのですが、ゲームにかまけてたら年が明けていた…。 いろいろな暦と日付け 変わらない「秒」 時間はちがう? 同じことの便利さと不便さ 「同じ」から「違う」へ いろいろな暦と日付け 世界には様々な暦(こよみ)があり…

「今日思い浮かんだこと」について

まとまりのない文章の典型みたいになってしまった…。 考えるな。寝ろ。 今日の昼過ぎくらいに調子が悪くなってきて、いろいろと暗い考えが頭の中をぐるぐると回り始めた。 この間書いたしにたい気持ち、その後に受けたカウンセリングのこと、仕事のこの先の…

「しにたい気持ち」について

言いたいことも言えないこんな世の中じゃ、ポイズン。 原点 僕は明確に「しにたい」と考えた時期をはっきりと遡ることができる。 小学校4年生。10歳。ちょうどこのくらいの時期だった。 僕はいじめられていた。 今から思い返せば当時の僕は相当にクセの強…

「節酒のしくみ化」について

これから年末にかけて一年間の溜まったストレスで酒量が増えそうな季節。僕なりに考えた節酒の工夫を技術者の視点を交えて記録します。 心がけに頼らない工夫を 「お酒を見よう!」 「お酒を入れるな!」 「人を頼れ!」 「飲む分だけ買うべし!」 「ゼロに…

「報われないこと」について

自分の仕事歴を振り返って感じたことと、日頃の仕事の愚痴を徒然につづります。 「ものづくり」と「コトづくり」 僕は「エンジニア」である。一般的に「エンジニア」というと、IT系のSE(システムエンジニア)か自動車などの機械系のエンジニアかのどちらかを…

「うつ病になってわかったこと」について

早いもので、僕がうつ病の診断を受けてから9年が経ちます。この9年間でうつ病への理解やメンタルヘルスに関する施策が様変わりしましたが、なかなか治療中の個人の生の声を目にする機会は増えていないように感じます。 このブログに書いたことは僕のケース…

「依存症」について

僕は時々頭の回転を止める為にパチンコをすることがあります。普段1円パチンコしかしないのですがたまたま4円パチンコをやる機会があり、その体験を基にこの記事を書くことにしました。 深刻に依存症に悩んでいる方には片腹痛い内容だとは思いますが、僕自身…