「今を生きるほど強くはなれない」について
僕の内面に目を向ければ向ける程に、虚勢をはっている弱い自分に気付きます。
マインドフルネスやソウルフルな言葉に「今を生きる」「今を感じる」という精神があります。(同名の映画もあったけど、見たことはない)
振り返って自分は、明日のことが不安で仕方がないけど、ちょっとでも良い思いをしてやろうという下衆な精神が掘れば掘るほど出てきます。
我ながらホントにしょうもないと思います。未来に色んな『保険』をかけながら、今をブーたれながら生きている一方、『保険』を護る程の『今』に対する自分の覚悟もないように思うのです。
きちんとしたければきちんと行動すればよいのですが、そうするでもなく後々の体裁だけテキトーに整えてる小賢しい自分がいます。
自分の整合性がおかしなことになっているせいか余裕もなく、自分が生んだ不整合は自分が整えることもできずにここまで生きてきてしまった。
自分で決めることもなく、世に流され人に流されながら。
それでも自分から逃れることはできない。
「怠惰に今を過ごす」をしている自分。
でも、それを認め赦すことが前向きに今を生きる為に必要なことなのかもしれません。