あふれもの日記

日々浮かんでは消えていく思考を綴っていく

「不安な気持ち」について

昨年末、出張や帰省などで外泊が多かったり、仕事が多忙だったりしたせいか、新年早々どうにも調子が良くないです。

うつ病を発症して10年近くなり、リワークで復職訓練や心理療法を受けたこともあり、自分の漠然とした「調子が良くない」という感覚を掘り下げられるようになってきたと感じています。

今回の不調を掘り下げていくと「不安な気持ち」が強く作用しているように感じます。

不安と僕

「不安な気持ち」が強くなると、僕の場合以下のような身体症状や行動が出ます。

  • 胃の不快感と食欲減退
  • 心拍数が増加し、呼吸が浅く息苦しくなる
  • 筋肉の緊張による肩こりや腰痛
  • 睡眠が浅くなる⇒眠れない&起きられない
  • 頭痛
  • やたら喉が渇き、汗をかく
  • 脳が色々なことを考えて止まらなくなる
  • やたら仕事や掃除をしだす

どこかで「不安な気持ち」は身の安全がおびやかされているときの臨戦態勢や防御反応であるという文章を読んだことがある気がします(あいまいな記憶)。

とにかく、気力・体力は消費する一方で回復できなくなるので、日々の生活や仕事に支障をきたしますし、毎日を楽しく過ごすことができない。そこからさらに不安になるという負のスパイラルに陥ると一気にうつ病が悪化するのが僕の典型的な駄目パターンです。

不安をある程度緩和方法として認知行動療法(CBT)や薬物療法(抗不安薬)がありますが、不安を解消してくれるものではなく、あくまで不安を過大にとらえないようにしたり、悪化させたりしないための手段だと僕は考えています。

何とか「不安な気持ち」がどこかに行ってくれないかなと思いながら、なかなかうまくいかずに仕事のPCに向かう日々です。

安心してる?

「不安」の対義語をググると「安心」が出てきました。

今の状態も含めて、僕の人生で「安心」に過ごせた期間を僕はあまり思い出せません。

小中学校ではいじめにもあったし、高校・大学では学業が相当なストレスになっていました。就職してからは言うまでもありません。

「結婚して子供にも恵まれ、収入も得ているのに贅沢な」と思われる方もいらっしゃいますが(直接言われたこともあるけど…)、僕の中ではすべては砂上の楼閣であり、僕が何かを間違えれば全てが一瞬で崩壊してしまうと感じていて、すごく必死にそれらを守っている気がします。

家族を今より信頼していいと思うし、何か悪いことをしているわけでもないと思います。もっと周囲を頼ったり、自分を赦したりできれば安心できるのにと頭では考えます。

それでもやっぱり不安なのです。

きっと「安心」がどういう状態かを僕自身理解できていないのでしょう。

これからを少しでもハッピーに生きるために、今年は自分自身の「安心」や「心理的安全」について沢山考えたいと思います。

 

まずは、完璧主義を緩めるところ辺りから始めようかな…。