「メテオフォール型開発」について考えてみた
メテオフォール型開発
今の会社のヘボさを嘆いていたら、とても面白いブログがTwitterで流れてきました。
めちゃくちゃ笑いました。
笑ってる場合ではないのですが、まさに僕の部署もこんな感じで共感しました。
その後、「なぜ神が君臨し続けるのか?」とふと考えたら意外と根が深そうな話に思えてきました。
神の遣いの存在
神の遣いが神の声を届けることで、民に神の意思を伝え、民を動かす。
時に神の意思を先回りし、神の思し召しに応えることもある。
大抵、神の直属の部下。
権力との結びつき
権力は神と結びつき庇護することで、民を治めようとする。
民が神を葬りさることを防ぎ、仮に葬り去られた後でも新たな神として君臨する。
大抵、神の上司。民からは雲の上の存在。
権威づけ
神にまつわる逸話、資格、年功序列などで民に神が偉大であることを受け入れさせる。
メテオフォール型開発の神の場合、民の希望とミスマッチしていることが多い。
熱心な信者の存在
神の声に高い共感を示し、他の民に神に仕えるよう勧めてくる選ばれし民。
神からの信頼は厚いが、他の民から「何やってんのかよくわかんないけど、やたら打ち合わせに来てアツく語る」と思われてることがある。
俗にいう「意識高い系」や「やる気だけはある人」が多い気がする。
(すべて個人的感想)
最後に ー 神との向き合い方
「メテオフォール型開発」が日本独特かというと、僕は「No」だと思います。
ちょっと前ならスティーブ・ジョブズ、最近ならイーロン・マスクあたりはエンジニアにとって「神」的な存在だったと推測します。
自分と「神」との相性が良ければ、「メテオ」は「願いを叶えるきれいな流れ星」となるでしょうし、逆なら「地球を滅亡させる巨大隕石」となるでしょう。
巨大隕石を前に神に祈りが通じるのを待つか。
「改宗(=転職・異動など)」して新しい神に賭けるか。
「メテオフォール型」からの脱却も、平穏なエンジニアライフの実現も、民にとっては険しい道であります…。